良性と悪性がある

腎硬化症とは、高血圧によって、腎臓にある「細動脈」という部分が動脈硬化を引き起こしてしまう病気です。

このことで、腎機能が低下してしまうのです。

腎硬化症には、良性のものと悪性のものがあります。

原因についてですが、その大半が長期にわたる原因不明の高血圧によって動脈硬化が進行した場合です。

この高血圧のことを「本態性高血圧」と言います。

これが進行してしまうことで、腎臓の血液量が減少し、結果として腎硬化症となってしまうのです。

また、悪性の場合ですと、腎動脈の硬化や炎症により、急激で高度な血圧上昇を引き起こすことも。

ではどのような症状があるのでしょうか。
良性と悪性の場合に分けて見てみましょう。

良性の症状として考えられるのは、頭痛・めまい・動悸や肩こりなどが認められることがあります。

これらは、日常的に深刻に受け止めることが少ない症状であるというところからそのサインを見逃してしまう場合も。

次に悪性の場合となると、血圧上昇が急激であるという点から、吐き気や嘔吐、頭痛と言ったものに加えて血尿、視力・意識障害などが起こる場合も。

また重度となると痙攣などという症状に見舞われることもあります。

腎硬化症の治療に関してですが、良性の場合は高血圧を改善することを中心に進められます。

例えば、食事療法や運動療法といったものです。

これでも効果が見られないという場合は、血圧を下げる「降圧剤」を使用します。

万が一、尿毒症などの症状が現れたときには透析などを行うことも。

悪性の場合、上記の治療も行う場合がありますが降圧剤の「注射」を使用します。

これは、速やかに血圧を下げる為に注射と言う方法を選択するのです。

良性のものに関しては、日頃の生活習慣を見直すことで予防や改善が出来る場合が大半です。

ですから、高カロリーな食事ばかりを摂取しないですとか、過剰アルコール摂取を控える、適度な運動をするなど心がけると良いでしょう。

また、日頃から血圧を測るなどの習慣をつけると良いですね。